形成外科
更新日 令和6年9月4日
茅ヶ崎市立病院の形成外科は2019年4月に新設されました。現在は常勤医師が1人の体制です。
形成外科は、主として体表に生じた先天性および後天性の組織欠損、変形に対して手術を主体に治療改善する診療科です。ですので、患者さんの年齢や性別、部位に特異性がないのが特徴です。
以下が形成外科の主な対象疾患です。
主な対象疾患 |
---|
熱傷 |
顔面外傷(顔面骨骨折(注)下顎骨骨折と鼻骨骨折を除く、軟部組織損傷)、四肢外傷(挫滅創、皮膚剥脱創など) |
小児先天性疾患(副耳、小耳症、多合指症など) |
皮膚良性・悪性腫瘍 |
乳がん術後の再建、瘢痕、ケロイド |
褥瘡・難治性潰瘍 |
眼瞼下垂症、眼瞼内反症・外反症 |
そのほか、形成外科の手術手技を利用して、他の科と連携手術も担当します。
診療実績
令和5年 | 令和4年 | 令和3年 | |||||||
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入院
|
外来
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計 | 入院 | 外来 | 計 | 入院 | 外来 | 計 | |
全身麻酔での手技数 |
25 |
|
25 |
38 |
|
38 |
26 |
|
26 |
腰麻・伝達麻酔での手技数 |
|
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|
|
|
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|
|
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局所麻酔・その他での手技数 |
63 |
77 |
140 |
43 |
102 |
145 |
40 |
107 |
147 |
入院または全身麻酔の手技数合計 |
88 |
|
|
81 |
|
|
66 |
|
|
外来での腰麻・伝達麻酔、局麻その他の手技数合計 |
77 |
|
|
|
102 |
|
|
107 |
|
合計係数 |
126.5 |
132 |
119.5 |
(注)件数の条件
・入院手術または全身麻酔手術の手技数の合計が認定施設150以上、教育関連施設80以上であること
・「入院手術または全身麻酔手術1例を係数1.0、「外来での腰麻・伝達麻酔、局麻・その他1例を係数0.5」とした場合の合計係数が認定施設200以上、教育関連施設130以上であること
令和5年 |
令和4年 |
令和3年 | |||||||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
疾患 大分類 手技数 |
入院 | 外来 | 計 | 入院 | 外来 | 計 | 入院 | 外来 | 計 | ||||||||||||
全身 麻酔 |
腰麻伝達麻酔 |
局 麻 そ の他
|
全身 麻酔 |
腰麻 伝達 麻酔
|
局 麻 そ の 他 |
|
全 身 麻酔 |
腰麻伝達麻酔 |
局 麻 そ の 他 |
全身 麻酔 |
腰麻伝達麻酔 |
局 麻 そ の 他 |
全身 麻酔 |
腰麻 伝達麻酔 |
局 麻 そ の他 |
全身 麻酔 |
腰麻伝達麻酔 |
局 麻 そ の他 |
|||
外傷 | 3 | 1 | 3 | 67 | 71 | 3 | 63 | 66 | |||||||||||||
先天異常 | 2 | 10 | 1 | 11 | 2 | 2 | 4 | ||||||||||||||
腫瘍 | 18 | 21 | 12 | 29 | 62 | 16 | 14 | 36 | 66 | ||||||||||||
瘢痕 瘢痕拘縮 ケロイド |
4 | 3 | 7 | 1 | 1 | ||||||||||||||||
難治性潰瘍 | 1 | 1 | 3 | 3 | 6 | ||||||||||||||||
炎症・変性疾患 |
2 | 1 | 3 | 2 | 6 | 2 | 2 | 3 | 7 | ||||||||||||
美容(手術) | |||||||||||||||||||||
その他 | 22 | 3 | 25 | 19 | 4 | 23 | |||||||||||||||
Extraレーザー治療 |
データベース事業について
当科は日本外科学会をはじめとする外科系の学会が中心となって立ち上げた、データベース事業(NCD:National Clinical Database)に参加しており、手術症例のデータ登録を行っています。NCDの詳細につきましては下記のリンクよりご覧ください。
学会発表など
令和5年度
【論文】(症例報告)
Pectoralis major myocutaneous flap revisited as a workhorse for reconstruction for defects in the upper arm;A case report.
Mikami T,Tamanoi Y,yabuki Y,Kato I,Iwai T,Shimada K,Maegawa J
J Nippon Med Sch.023 Jun 29;90(3);288-293.doi;10.1272/jnms. JNMS.2023_90-401
【学会発表など】
- 三上太郎:~専門外来にはどのタイミングでかかればよいのでしょうか?~「耳の形が気になるのですが?」
第28回日本母乳哺育学会教育委員会主催勉強会(Web開催),2023年2月11日
- 三上太郎,種子島智彦:ある高齢者外傷後難治性下腿潰瘍の治療経験からの考察
第22回茨城形成外科研究会,水戸市,2023年10月18日
令和4年度
【学会発表など】
- 三上太郎,玉野井慶彦,矢吹雄一郎:再発を繰り返した背部原発制悪性軟部腫瘍患者の治療経験
第19回茨城形成外科研究会,水戸市,2023年10月28日
- 三上太郎,田中恭子,福山宏:鼻部小範囲の外傷が原因と考えられたショック症例の治療経験
第20回茨城形成外科研究会(Web開催),2022年11月12日
令和3年度
【論文】(原書)
Pathological Changes in the Lymphatic System of Patients with Secondary Lower Limb Lymphedema Based on Single Photon-Emission Computed Tomograpy/Computed Tomography/Lymphoiscintigraphy Images.
Fujiyoshi T,Mikami T,Hashimoto K,Asano S,Adachi E,Kagimoto S,Yabuki Y,Kitayama S,Matsubara S,Maegawa J,Iwai T,Ishibe A,Miyagi E,Kaneta T
Lymphat Res Biol,2021 Aug 19,doi;10.1089/Irb.2021.0040,
(症例報告)
A dermoid cyst misdiagnosed as a lipoma due to atypical magnetic resonance images;a case report.
Mikami T,Maeda C,Aoki F,Iwai T,Yabuki Y,Okabe T,Ohashi K,Maegawa J
J Med Case Rep.2021 Mar 2;15(1);99.doi;10.1186/s13256-020-02584-6
【学会発表など】
- 三上太郎,前田千絵,前川二郎:非典型的なMRI画像所見を呈した右上眼瞼外側部皮下腫瘤に対する治療経験
第18回茨城形成外科研究会(Web開催),2021年10月22日
- 三上太郎:保存治療を余儀なくされた、高齢者下腿外相の治療経験---COVID-19が落とした影
第28回横浜形成外科フォーラム,横浜,2021年11月20日
- 三上太郎,上村哲司;形成外科領域のロボット支援下手術手技の現状と展望:消化器外科医との連携
第34回日本内視鏡外科学会総会 ワークショップ-4,神戸,2021年12月02日
医師
- 三上 太郎(科部長)
-
卒業年 平成5年
医学博士
日本形成外科学会 形成外科専門医日本熱傷学会 熱傷専門医
臨床研修指導医
形成外科についてわかりやすく紹介
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〒253-0042 神奈川県茅ヶ崎市本村五丁目15番1号
電話:0467-52-1111(代表)
ファクス:0467-54-0770
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