新生児集中治療室(NICU)

更新日  令和6年9月4日

 当院には新生児集中治療室(NICU)3床、回復治療室(GCU)16床があります。NICUは文字通り重症な新生児の集中治療を行う部屋で、保険診療上は新生児集中治療室管理料2の届出をしています。当室では単胎28週、双胎30週以上の早産児、呼吸補助を必要とする児などの治療にあたっています。また、回復治療室(GCU)ではNICUを卒業した新生児やNICUに入室する程ではないけれども保育器や点滴などを必要とする新生児を診療しています。
 当院は神奈川県から地域周産期母子センターに指定され、神奈川県周産期救急医療システムの中では中核病院に指定されています。令和5年度は新生児全体で179例の入院がありました。このうち36例が母体搬送からの出生児、48例が新生児搬送からの入院で、1,000g未満の超低出生体重児1例、1,000~1,499gの極低出生体重児は7例でした。
 神奈川県西部はNICUベッドが不足しており、おおむね湘南東部医療圏から2/3・それ以外から1/3の入院を受けています。遠方からの入院の方は、病状が落ち着いたところで地元に帰るバックトランスファーを積極的に行っています。また、カンガルーケアにも力を入れています。
 入院病名は、低出生体重児、新生児呼吸窮迫症候群(RDS)、エアリーク(気胸、縦隔気腫)、新生児仮死、新生児低血糖、新生児感染症などです。また、手術を要する先天性心疾患や新生児外科疾患など当院で対応できない疾患は、神奈川県立こども医療センターや東海大学病院などと連携を取って転院・搬送しています。

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