小児科

更新日  令和7年10月21日

小児科とは

小児科は、新生児から中学生までを対象に、幅広い疾患の診療を行っています。茅ヶ崎市における地域中核病院として、救急医療にも対応しており、感染症やアレルギー疾患、神経疾患、腎疾患などの専門外来も設けています。お子さんとご家族に寄り添った医療を提供することを目指しています。

このページの先頭へ戻る

対象疾患・症状

茅ヶ崎市立病院の小児科で診療している主な疾患・症状は多岐にわたります。

  • 一般小児科疾患: 風邪やインフルエンザなどの感染症、気管支炎、肺炎、胃腸炎など、日常的にみられるお子さんの病気全般
  • アレルギー疾患: 気管支喘息、食物アレルギー、アトピー性皮膚炎など
  • 心疾患:先天性心疾患(手術を要しない)、不整脈、川崎病など
  • 神経疾患: てんかん、熱性けいれん、発達遅滞、脳性麻痺など
  • 腎疾患: 腎炎、ネフローゼ症候群、尿路感染症など
  • 内分泌疾患:糖尿病、成長障害、思春期の異常、甲状腺疾患など
  • 新生児疾患: 早産児・新生児の黄疸、低出生体重児、呼吸障害など

これらの他にも、お子さんの発育・発達に関する相談、予防接種、健診など、幅広い症状やニーズに対応しています。

このページの先頭へ戻る

当科の方針

外来診療は、一般外来のほか乳児検診(毎週火曜日午後)・内分泌外来(毎週金曜日午後)・神経外来(第1水曜日午前午後、第2金曜日午後、第3金曜日午前午後)・心臓外来(第2・4木曜日午後)・腎臓外来(第2水曜日午後)の専門外来も行なっています。バルン型胃瘻交換を外来で行っています。普段は他院にかかりつけの方も対応しておりますのでご相談ください。神奈川県のメディカルショートステイ事業に協力しています。

入院ベッドは、一般小児が20床、NICU(新生児集中治療室)3床、GCU16床です。入院患者の内訳は、気管支喘息、急性肺炎、急性気管支炎、RSウイルス感染、急性胃腸炎、ロタウイルス腸炎、尿路感染、蜂窩織炎などの感染性疾患、熱性けいれん、けいれん重積、川崎病などでした。
 単科当直体制で24時間365日小児科医が対応しています。こどもの病気でお困りの際はご相談ください。

出生前の検査を検討している方へ

当院では、出生前検査を受けるべきか迷っている、検査を受けた後の相談をしたい、話だけでも聞きたいという方への専門外来を行っています。
診察は、出生前コンサルト小児科医(学会認定医)が担当いたします。
出生前検査(NIPT等)を正しくご理解いただくための情報提供を行い、意思決定を尊重し、支援いたします。
(注)費用は自費診療となります。
(注)当院ではNIPT検査は行っておりません。

予約方法:電話にて予約をお願いいたします。

電話番号:0467-52-1111

診察日:毎週火曜日(祝日除く) 16時

費用 :30分 6,170円(自費)

RSウイルス感染の重症化を予防する新薬ベイフォータスについて

RSウイルスは、ほぼ全員のこどもが0-1歳で罹患します。呼吸困難などの呼吸器症状を認めます。時に入院が必要になり、重症化すると人工呼吸器が必要になり、インフルエンザより死亡率が高い疾患です。

2024年7月よりベイフォータス注射を始めました。RSウイルス感染の重症化予防については、これまでは保険適応のある方に抗RSウイルス抗体薬のシナジス注射をしてきました。新しいベイフォータスは長時間作用型の抗RSウイルス抗体薬で、1回の注射で1シーズンをカバーできます。

また、保険適応外の健常児についても、自費診療になりますがRSウイルス感染を予防することができます。当院では準備中ですが、妊婦に予防注射をして新生児のRSウイルス感染予防をすることもできますので併せてご検討ください。

自費診療の場合の費用(税込)

新生児の場合 50mg451,000円

(その他の場合 100mg 889,710円 200mg 1,957,360円)

このページの先頭へ戻る

診療実績

  2022年度 2023年度 2024年度
外来患者総数 17,680 19,147 16,220

 一般外来患者数

11,664 12,353 11,986
 救急外来患者数 6,016 6,794 4,234
入院患者数 685 985 1,000
 一般床入院患者数 498 775 808
 新生児入院患者数 187 183 192

 (母体搬送からの院内出生)

34 36 26

 (新生児搬送)

36 48 47

 (バックトランスファー受け入れ)

7 4 10

 

このページの先頭へ戻る

医師の紹介

小田 洋一郎(科部長 兼 NICU室長)

科部長

卒業年 昭和61年
日本小児科学会 小児科専門医・指導医
日本小児科学会 出生前コンサルト小児科医
日本内分泌学会 内分泌代謝科(小児科)専門医・指導医
日本周産期・新生児医学会認定 新生児蘇生法「一次」コース(Bコース)インストラクター
日本医療情報学会 上級医療情報技師
日本病院会 診療情報管理士
身体障害者福祉法指定医(心臓機能障害、呼吸器機能障害)

片山 暢子(副科部長)

副科部長

卒業年 平成9年
日本小児科学会 小児科認定医
日本小児科学会 小児科専門医
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
日本小児科学会 出生前コンサルト小児科医

堀江 豪

卒業年 平成17年
日本小児科学会 小児科専門医
日本小児科学会 出生前コンサルト小児科医

近藤 遼太

卒業年 平成30年

上田 眞帆

卒業年 令和3年

德丸 朝子

卒業年 令和3年

佐竹 俊哉

卒業年 令和3年

槇井 理紗

卒業年 令和4年

鎌田 玲菜

卒業年 令和4年

秋下 小百合

卒業年 令和4年

このページの先頭へ戻る

外来スケジュール

このページの先頭へ戻る

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?