総合内科
更新日 令和7年10月30日
総合内科とは
総合内科は、どの専門科を受診すれば良いかわからないときや、複数の症状が同時に出ている患者さんに対し診断をつけ、各専門科へ振り分ける役割を担っています。
主訴からではどの専門科に当てはまるのか分かりにくい場合に、まず総合内科で診療しています。
対象疾患・症状
総合内科は、内科全般の幅広い症状や疾患を対象としています。
1. 対象となる主な疾患
初期診療の対象となる疾患は多岐にわたりますが、例として以下のようなものがあります。
・一般的な感染症: 風邪(感冒)、インフルエンザ、胃腸炎 など
・慢性疾患の初期: 高血圧、糖尿病、脂質異常症などの生活習慣病(疑いを含む初期段階)
2. 診療する主な症状
「どの科に行けばいいかわからない」という場合に、まずご相談ください。
・全身の症状: 発熱、咳、喉の痛み、倦怠感(だるさ)、体重減少、食欲不振、リンパ節の腫れ など
・消化器系の症状: 腹痛、吐き気、嘔吐、下痢、便秘、胸やけ、胃の不快感 など
・その他の内科的症状: めまい、動悸、息切れ、頭痛、ふらつき、原因不明のむくみ など
適切な診断により、必要に応じて各専門内科へご紹介し、治療へと繋げます。
血液専門外来について
血液専門外来は金曜日の午後のみ非常勤医師が担当しています。診察時間が限られているため、現時点では血液内科専門外来を直接受診していただくことが難しい状況です。
原則として一般の総合内科を受診していただき、医師が必要と判断した場合に血液専門外来の予約をお取りいたします。
緩和ケア外来からのお知らせ
平成29年度より緩和ケア外来を開設しています。
受診を希望される場合、原則としてがん治療等に携わる医師の専門外来を受診していただくか、がん相談支援センターへご相談いただいたうえで、必要に応じて緩和ケア外来を受診いただけます。
当科の方針
総合内科では、内科各科の若手医師で協力し交替で診察に当たっています。そのため、定期受診は行っておりません。
総合内科は、患者さんの「困った」に寄り添い、安心で質の高い医療を提供する地域の内科医療の「要」となることを目指しています。
どの専門科に受診すればいいかご不明な場合に、まずは総合内科をご受診ください。
医師の紹介
酒井 竜一郎(科部長)
卒業年 平成17年
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医・内科指導医
日本神経学会 神経内科専門医・指導医
身体障害者福祉法指定医(肢体不自由)
臨床研修指導医
