2月9日 感染症患者移送訓練を実施

更新日  令和8年2月20日

保健所、消防、病院など感染症対応に関わる機関より、約40名が参加。

感染症患者移送訓練

感染症患者移送訓練2

2月9日、当院講堂にて「令和7年度 感染症患者の移送訓練」を茅ヶ崎市保健所、茅ヶ崎市消防、神奈川県衛生研究所との合同で開催いたしました。有事が発生した際、関係機関と連携・協力して感染症に対応する体制強化を目的に実施されました。移送訓練を通じて、感染症対応に係る具体的な知識の習得と顔の見える関係づくりを図ります。
当日は、市民が新型の感染症に感染したというシナリオに沿って、次の三つの目標を柱に進められました。

目標1:感染症患者の移送における一連の流れを把握する。

研修会3

研修会4

研修会ではまず、感染症が疑われる患者さんが受診のために、保健所へ連絡をするところから開始され、そこから当院との受診調整後に来院、医師・看護師が検査にあたる流れを確認します。その後、患者さんの検体を当院検査課から保健所担当者へ手渡しし、保健所から神奈川県衛生研究所へ適切に輸送する流れを、ロールプレイング形式で訓練しました。

目標2:アイソレーターの活用方法を実際に確認し、適切な運用手順を理解する。

研修会5

研修会6

研修会7

ロールプレイの中では、アイソレーターとよばれる器具をどのように組み立て、運用するのかを実演を通して確認しました。アイソレーターとは患者搬送用の密閉式カプセルで、空気中へのウイルス放出を防ぐ機器です。

この器具の組み立て方を丁寧に解説し、患者さんを安全に隔離するオペレーションを実演しました。そして実際に茅ヶ崎市消防の救急隊が到着し、別の医療機関へ搬送する場合のシナリオ訓練を実施しました。

目標3:個人防護具の着脱方法や留意点を理解し、安全かつ効果的な感染防止策を身に着ける。

研修会8

研修会9

研修会10

研修第二部は参加者全員で、実際に個人防護具を着脱する訓練が行われました。着脱訓練では感染を防止するための着脱方法の手順を確認し、細かいポイントを繰り返し復習する真剣な姿が見られました。

参加者からは「専用のマスクの圧迫感が強い」「手指消毒の回数が予想よりも多かった」「着るより脱ぐときに注意が必要」などの声が聞かれ、手指消毒の大切さや目に見えないウイルスに細心の注意を払う難しさを実感しました。

平時から、いつおこるかわからない有事に備えて。

研修会

この度の訓練では、平時から保健所・消防・病院など地域の関係機関が一体となって訓練を行う重要性を改めて確認する貴重な機会となりました。

当院では正しい感染対策と適切な対応は一人ひとりの命を守る行為であるという意識を忘れず、いつ発生するかわからない有事に備えた実践的な訓練を継続し、今後も地域の基幹病院としての責務を果たしてまいります。

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?