病院事業管理者からのご挨拶

更新日  令和5年4月11日

病院事業管理者 中沢 明紀

 令和5年4月から新たに茅ヶ崎市病院事業管理者に任命された中沢明紀です。

 茅ヶ崎市立病院は、昭和18年12月に町立茅ヶ崎病院(3診療科32床)として開設されて以来、約80年間にわたって、公立病院として地域医療を担ってまいりました。幾多の変遷を経て、昭和47年6月に現在の地に新病院(14診療科290床)を開院し、その後、診療科の増設や病床・医療機器の整備も図り、平成15年3月に401床の病棟が完成しました。令和5年4月時点での病院規模は28診療科401床、災害拠点病院、臨床研修病院、地域周産期母子医療センター、地域医療支援病院、神奈川県がん診療連携指定病院、神奈川県難病医療支援病院、新型コロナウイルス感染症重点医療機関等多くの機能を担っております。また、がん相談支援センター、患者支援センター、内視鏡センター、外来化学療法室のリニューアル等、病院機能の充実に取り組んでいます。
 一方、当院でも経営状況の悪化が顕在化してきたことから、令和元年9月に「茅ヶ崎市立病院リバイバル・ロードマップ(令和元年度から令和4年度)」を策定し、将来にわたり健全な経営環境のもと地域の基幹病院として、市民の皆さまに安全で良質な医療を提供できるよう、経営形態の検討も含め、経営の健全化に向けた取り組みをすすめてまいりました。令和2年12月には経営形態の変更を検討するため、「茅ヶ崎市立病院在り方検討委員会」を立ち上げ外部有識者による検討を開始し、令和3年8月に検討委員会から、「病院運営の責任を明確にし、多様に変化する医療環境や医療ニーズに対して迅速に対応するため地方公営企業法全部適用により運営することが現時点では最適である」との答申をいただきました。
 これを踏まえ、令和5年4月、地方公営企業法の一部適用から全部適用に移行するとともに、事業管理者を設置し、より機動力に富んだ病院として再スタートすることとなりました。
 急速な少子高齢化の進展や、デジタル化の推進、働き方改革、健康危機管理対応など医療を取り巻く環境が大きく変化する中で、市立病院にも変革が求められています。経営基盤を強化しつつ、地域医療機関と連携しながら高度で質の高い医療を提供し、市民の皆さまに愛され、信頼される市立病院の使命を果たせるよう職員一丸となって取り組んでまいります。

 

令和5年4月茅ヶ崎市病院事業管理者 中沢明紀

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