病院長からのご挨拶

更新日  令和6年5月9日

病院長 藤浪潔

 茅ヶ崎市立病院は「健やか・共創」の基本理念のもと、地域の急性期基幹病院として臨床研修病院、地域医療支援病院、災害拠点病院、神奈川県DMAT指定病院、地域周産期母子医療センター、神奈川県がん診療連携指定病院、紹介受診重点医療機関等多くの機能を担っております。

 令和2年よりはじまった新型コロナウイルス感染症では、神奈川モデル認定医療機関(高度医療機関・重点医療機関協力病院)として、地域の入院患者さんを多数引き受けてまいりました。新型コロナ感染症は令和5年5月8日に5類へ引き下げられましたが、その後も新型コロナ感染症をはじめとする感染症患者さんの入院治療は継続しております。

 令和6年度からの経営計画では、(1)がん診療体制の強化、(2)救急診療の充実、(3)小児・周産期医療の充実、(4)地域完結型医療の推進、(5)患者さんから選ばれる病院を目指す、(6)職員が働きたいと思う病院を目指す、の6点を重点的な取り組みとしています。

 がん診療体制の強化には令和3年に内視鏡センター及び外来化学療法室をリニューアルし、令和5年より新規放射線治療装置(リニアック)、手術支援ロボット(ダヴィンチ)を導入し、治療を開始しています。

 みなさんご存じの通り、令和6年4月からは医師の働き方改革が開始されました。医師の業務負担の軽減のため、当院でも主治医だけでなく診療科全体でチームとして患者さんを診ていくこと、タスクシフト・タスクシェア等を推進してまいります。今後も救急診療の充実、小児・周産期医療の充実を勧めていくためにも、皆さん方のご理解が必要となります。緊急時以外は診療時間内での受診をしていただきますよう、どうぞよろしくお願いいたします。

 そのほか、整形外科では令和5年8月に脊椎センター・人工関節センターを開設し、より専門性の高い治療を開始いたしました。脳神経外科では令和5年度に常勤医が不在となっておりましたが、令和6年度から常勤医が復活し、脳神経外科の入院診療を再開いたしました。

 また、令和5年度には病院本館改修工事も完了し、救急外来の拡張、患者支援センターの移転、眼科外来手術室の完成等により病院内も整備され、病院機能を充実させております。

 当院が急性期病院として地域完結型医療の一翼を担い、患者さんからも選ばれ、職員からも選ばれる病院を目指していけるよう努力してまいりますので、今後ともご支援のほど、どうぞよろしくお願いいたします。

 

 病院長 藤浪 潔

 

茅ヶ崎市立病院の基本理念

 「健やか・共創」
 「私たちは、市民の健康を守るため、いつでも・だれにでも、良質な医療を提供します」
 「私たちは、患者さんや地域の医療機関と共に、効果的かつ効率的な医療を創り、社会の利益に貢献します」

より良いウェブサイトにするためにみなさまのご意見をお聞かせください

質問:このページの内容は参考になりましたか?
質問:このページの内容はわかりやすかったですか?
質問:このページは見つけやすかったですか?

このページに関するお問い合わせ

茅ヶ崎市立病院 病院総務課 総務担当
〒253-0042 茅ヶ崎市本村五丁目15番1号
電話:0467-52-1111 ファクス:0467-54-0770
お問い合わせ専用フォーム