令和4年度
更新日 令和5年9月29日
茅ヶ崎市立病院病院指標
- 年齢階級別退院患者数
- 診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- 初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
- 成人市中肺炎の重症度別患者数等
- 脳梗塞のICD10別患者数等
- 診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
- その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
年齢階級別退院患者数
年齢区分 | 0~ | 10~ | 20~ | 30~ | 40~ | 50~ | 60~ | 70~ | 80~ | 90~ |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
患者数 | 511 | 192 | 195 | 257 | 455 | 709 | 964 | 2167 | 2201 | 509 |
令和4年4月1日から令和5年3月31日の期間に退院された患者さんを10歳退院で集計したものです。80歳~89歳の年齢の入院患者さんが最も多くなっています。入院患者の割合は、未成年の患者(0-19歳)が9%、20-69歳の患者が32%、70歳以上の患者が59%でした。
診断群分類別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
小児科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040100xxxxx00x | 喘息 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 63 | 4.14 | 6.05 | 0.00 | 4.21 | |
040090xxxxxxxx | 急性気管支炎、急性細気管支炎、下気道感染症(その他) | 62 | 5.45 | 5.89 | 0.00 | 2.08 | |
060380xxxxx0xx | ウイルス性腸炎 手術・処置等2 なし | 39 | 2.69 | 5.70 | 2.56 | 2.90 | |
150040xxxxx0xx | 熱性けいれん 手術・処置等2 なし | 39 | 2.55 | 2.97 | 3.64 | 2.44 | |
040070xxxxx0xx | インフルエンザ、ウイルス性肺炎 手術・処置等2 なし | 26 | 4.15 | 5.56 |
0.00 |
2.77 |
新型コロナウイルスの流行により他の小児の急性感染症が激減していたが、令和4年度は昨年度に引き続き増加傾向にあります。
外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060210xx99000x | ヘルニアの記載のない腸閉塞 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 55 | 8.47 | 9.00 | 5.45 | 69.78 | |
060160x001xxxx | 鼠径ヘルニア(15歳以上) ヘルニア手術 鼠径ヘルニア等 | 54 | 5.52 | 4.59 | 0.00 | 71.44 | |
060150xx03xxxx | 虫垂炎 虫垂切除術 虫垂周囲膿瘍を伴わないもの等 | 37 | 5.41 | 5.32 | 0.00 | 40.24 | |
060150xx99xxxx | 虫垂炎 手術なし | 37 | 6.84 | 7.93 | 0.00 | 43.19 | |
060035xx010x0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 結腸切除術 全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術等 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | 36 | 14.14 | 15.40 | 0.00 | 73.06 |
腸閉塞は術後のイレウスが多くなっています。鼠径ヘルニア手術は年齢層の幅が広いです。虫垂炎は平均年齢は他の疾患と比べると低く、手術若しくは保存治療を行っています。結腸の悪性腫瘍は平均年齢が高く、併存疾患が影響し、在院日数が長くなることがあります。
整形外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160800xx01xxxx | 股関節・大腿近位の骨折 人工骨頭挿入術 肩、股等 | 148 | 27.09 | 26.42 | 54.73 | 82.55 | |
070230xx01xxxx | 膝関節症(変形性を含む。) 人工関節再置換術等 | 69 | 23.06 | 22.44 | 2.90 | 74.25 | |
160760xx97xx0x | 前腕の骨折 手術あり 定義副傷病 なし | 60 | 3.48 | 4.86 | 1.67 | 52.10 | |
160690xx99xxxx | 胸椎、腰椎以下骨折損傷(胸・腰髄損傷を含む。) 手術なし | 35 | 21.77 | 20.09 | 37.14 | 80.29 | |
160850xx01xxxx | 足関節・足部の骨折・脱臼 骨折観血的手術 鎖骨、膝蓋骨、手(舟状骨を除く。)、足、指(手、足)その他等 | 32 | 12.78 | 18.34 | 3.14 | 49.44 |
股関節の骨折は、緊急入院した高齢者に対して手術を行うことが多く、胸腰椎の骨折とともに回復期病院等でのリハビリテーションを目的とした転院の件数が多くなっています。膝関節の手術が昨年より20件以上増えています。上下肢の骨折は30~60歳が多いためか、短期間の入院が多いです。
脳神経外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
160100xx97x01x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | 16 | 9.06 | 23.17 | 6.25 | 84.44 | |
010040x099000x | 非外傷性頭蓋内血腫(非外傷性硬膜下血腫以外)(JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 10 | 21.00 | 19.58 | 40.00 | 74.30 | |
160100xx99x01x | 頭蓋・頭蓋内損傷 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 あり | - | - | 20.19 | - | - | |
160100xx97x00x | 頭蓋・頭蓋内損傷 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 10.14 | - | - | |
010030xx01x0xx | 未破裂脳動脈瘤 脳動脈瘤頸部クリッピング等 手術・処置等2 なし | - | - | 14.89 | - | - |
頭部外傷、慢性硬膜下血腫の入院が多く、手術の必要性がない症例は急性期治療の後、回復期リハビリテーション病棟等に転院されます。
呼吸器外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx97x00x | 肺の悪性腫瘍 その他の手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 40 | 9.83 | 10.06 | 0.00 | 72.68 | |
040200xx01x00x | 気胸 肺切除術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 14 | 7.07 | 9.68 | 0.00 | 26.79 | |
040030xx01xxxx | 呼吸器系の良性腫瘍 肺切除術 気管支形成を伴う肺切除等 | - | - | 8.47 | - | - | |
040150xx97x00x | 肺・縦隔の感染、膿瘍形成 手術あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | - | - | 28.63 | - | - | |
160450xx99x10x | 肺・胸部気管・気管支損傷 手術なし 手術・処置等2 あり 定義副傷病 なし | - | - | 10.83 | - | - |
昨年度より肺の悪性腫瘍・気胸ともに手術数が減少しています。
産婦人科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
12002xxx99x40x | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 59 | 4.85 | 4.27 | 0.00 | 65.92 | |
120060xx01xxxx | 子宮の良性腫瘍 子宮全摘術等 | 36 | 8.86 | 9.27 | 0.00 | 43.08 | |
120010xx99x70x | 卵巣・子宮附属器の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 7あり 定義副傷病 なし | 29 | 4.28 | 4.08 | 0.00 | 69.14 | |
12002xxx02x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮頸部(腟部)切除術等 手術・処置等2 なし | 26 | 2.23 | 3.02 | 0.00 | 44.08 | |
12002xxx01x0xx | 子宮頸・体部の悪性腫瘍 子宮悪性腫瘍手術等 手術・処置等2 なし | 23 | 12.70 | 10.48 | 0.00 | 57.26 |
婦人科疾患に対する手術や抗癌剤治療が上位を占めていますが、地域周産期母子医療センターでもあり、切迫早産等のハイリスク妊娠の受け入れも行っている。
眼科
DPCコード | DPC名称 |
患者数 |
平均 在院日数 (自院) |
平均 |
転院率 | 平均年齢 |
患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020110xx97xxx1 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 両眼 | 225 | 4.00 | 4.68 | 0.00 | 77.27 | |
020110xx97xxx0 | 白内障、水晶体の疾患 手術あり 片眼 | 179 | 3.27 | 2.63 | 0.00 | 74.55 | |
020200xx9710xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 あり 手術・処置等2 なし | 29 | 5.93 | 5.80 | 0.00 | 69.41 |
|
020240xx97xxx0 | 硝子体疾患 手術あり 片眼 | 10 | 4.70 | 5.07 | 0.00 | 68.00 | |
020200xx9700xx | 黄斑、後極変性 手術あり 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | - | - | 5.80 | - | - |
コロナによる受診控えの影響か、昨年度よりも手術が増加しています。また、進行した白内障の患者さんが多く、手術も難症例が増えた印象だった。
耳鼻咽喉科
DPCコード |
DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
030240xx99xxxx | 扁桃周囲膿瘍、急性扁桃炎、急性咽頭喉頭炎 手術なし | 49 | 6.06 | 5.69 | 0.00 | 35.61 | |
030400xx99xxxx | 前庭機能障害 手術なし | 47 | 4.64 | 4.79 | 0.00 | 69.23 | |
030230xxxxxxxx | 扁桃、アデノイドの慢性疾患 | 44 | 8.93 | 7.73 | 0.00 | 18.05 | |
030250xx991xxx | 睡眠時無呼吸 手術なし 手術・処置等1 あり | 37 | 2.00 | 2.03 | 0.00 | 62.86 | |
030350xxxxxxxx | 慢性副鼻腔炎 | 29 | 7.86 | 6.23 | 0.00 |
55.38 |
扁桃周囲の重症感染症は、薬物療法や手術を行っており、昨年度より増加しています。めまいは薬物療法や理学療法を行います。小児の扁桃・アデノイド等の慢性疾患は、小児科・麻酔科と連携して2歳児から全身麻酔下の手術を行っています。睡眠時無呼吸症候群の検査は1泊2日で行っています。
脳神経内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
010060x2990401 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 19 | 14.53 | 15.97 | 10.53 | 72.89 | |
010230xx99x00x | てんかん 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 14 | 4.71 | 7.33 | 0.00 | 56.36 | |
010060x2990411 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 1あり 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 12 | 17.67 | 17.76 | 41.67 | 79.17 | |
010060x2990201 | 脳梗塞(脳卒中発症3日目以内、かつ、JCS10未満) 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし 発症前Rankin Scale 0、1又は2 | 10 | 15.30 | 16.01 | 40.00 | 73.10 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | - | - | 21.11 | - | - |
一次脳卒中センターに認定されており、急性期脳梗塞が最多となった。急性期血栓溶解療法は5件実施し、血栓回収療法のため5件転院搬送した。回復期病院等へのリハビリテーションを目的とした転院の件数が多くなっています。
皮膚科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
080020xxxxxxxx | 帯状疱疹 | 25 | 8.32 | 9.25 | 0.00 | 73.16 | |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし | 20 | 5.95 | 7.29 | 0.00 | 76.55 | |
080010xxxx0xxx | 膿皮症 手術・処置等1 なし | 19 | 9.79 | 13.50 | 5.26 | 71.84 | |
070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし | - | - | 4.50 | - | - | |
080007xx010xxx | 皮膚の良性新生物 皮膚、皮下腫瘍摘出術(露出部)等 手術・処置等1 なし | - | - | 12.05 | - | - |
帯状疱疹が増加し、昨年度の皮膚の悪性腫瘍を上回りました。近隣の皮膚科から手術症例の紹介が増加しています。
泌尿器科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110080xx991xxx | 前立腺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 あり | 104 | 3.28 | 2.45 | 0.00 | 74.09 | |
11012xxx02xx0x | 上部尿路疾患 経尿道的尿路結石除去術 定義副傷病 なし | 58 | 5.05 | 5.29 | 0.00 | 68.33 | |
110070xx03x20x | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 2あり 定義副傷病 なし | 39 | 8.23 | 6.66 | 2.56 | 77.13 | |
110070xx03x0xx | 膀胱腫瘍 膀胱悪性腫瘍手術 経尿道的手術 手術・処置等2 なし | 35 | 9.51 | 6.85 | 0.00 | 77.29 | |
110080xx01xxxx | 前立腺の悪性腫瘍 前立腺悪性腫瘍手術等 | 28 | 11.21 | 11.30 | 7.14 | 73.75 |
前立腺癌に対する確定診断目的の検査入院が多くを占めています。腹腔鏡下手術や経尿道的手術が増加しました。
呼吸器内科
DPCコード |
DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
040040xx99200x | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 2あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 52 | 2.48 | 3.05 | 0.00 | 74.60 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 46 | 19.20 | 18.57 | 6.52 | 76.50 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 37 | 22.62 | 21.11 | 8.11 | 88.49 | |
040040xx9900xx | 肺の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 30 | 17.47 | 13.49 | 3.33 | 76.67 | |
040120xx99000x | 慢性閉塞性肺疾患 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 20 | 15.05 | 13.68 | 0.00 | 78.35 |
肺癌や間質性肺炎の確定診断のための気管支鏡検査・経気道的肺生検・気管支肺胞洗浄が最も多くなってます。誤嚥性肺炎は内科系診療科で担当していることもあり、高齢化に伴い増加傾向にあります。
循環器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 87 | 18.03 | 17.54 | 6.90 | 85.77 | |
050050xx9910x0 | 狭心症、慢性虚血性心疾患 手術なし 手術・処置等1 1あり 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 78 | 2.99 | 3.04 | 0.00 | 73.04 | |
050050xx0200xx | 狭心症、慢性虚血性心疾患 経皮的冠動脈形成術等 手術・処置等1 なし、1,2あり 手術・処置等2 なし | 50 | 4.18 | 4.26 | 0.00 | 71.42 | |
050030xx97000x | 急性心筋梗塞(続発性合併症を含む。)、再発性心筋梗塞 その他の手術あり 手術・処置等1 なし、1あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 50 | 11.26 | 11.59 | 6.00 | 70.80 | |
050210xx97000x | 徐脈性不整脈 手術あり 手術・処置等1 なし、1,3あり 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 44 | 10.05 | 9.89 | 0.00 | 84.50 |
心不全は高齢の患者が多く、心臓リハビリテーションを行ったり、退院調整のため平均在院日数が長くなることがあります。昨年よりも心臓カテーテル治療が増加しています。また、不整脈(心房粗細動)に対するカテーテルアブレーション治療(経皮的心筋焼灼術)を再開し、患者が増加しています。この他にも、超高齢者や多疾患を合併した症例が増加傾向で、他科からの併診や術前評価の依頼が増加している。
腎臓内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
110280xx9901xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 1あり | 27 | 12.37 | 13.82 | 7.41 | 74.04 | |
110280xx9900xx | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし | 22 | 17.23 | 11.77 | 0.00 | 70.32 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 22 | 23.09 | 21.11 | 31.82 | 85.09 | |
110280xx02x00x | 慢性腎炎症候群・慢性間質性腎炎・慢性腎不全 動脈形成術、吻合術 その他の動脈等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 18 | 7.67 | 7.59 | 0.00 | 73.78 | |
050130xx9900x0 | 心不全 手術なし 手術・処置等1 なし 手術・処置等2 なし 他の病院・診療所の病棟からの転院以外 | 17 | 17.53 | 17.54 | 0.00 | 83.94 |
地域高齢化の影響を受け、シャント手術の件数・導入件数ともに増加傾向である。腎疾患による心不全の入院も増加している。誤嚥性肺炎は内科系診療科で担当していることもあり、高齢化に伴い増加傾向にあります。
消化器内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
060035xx04xx0x | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術 定義副傷病 なし | 253 | 2.67 | 3.69 | 0.00 | 74.94 | |
060340xx03x00x | 胆管(肝内外)結石、胆管炎 限局性腹腔膿瘍手術等 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし |
91 |
7.75 | 8.94 | 1.10 | 74.13 | |
060020xx04xxxx | 胃の悪性腫瘍 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術 | 74 | 10.95 | 7.76 | 0.00 | 79.22 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 67 | 16.03 | 21.11 | 4.48 | 85.99 | |
060035xx99x0xx | 結腸(虫垂を含む。)の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし | 59 | 4.83 | 8.36 | 0.00 | 81.80 |
内視鏡センターが開設され、昨年度よりも結腸と胃の内視鏡治療での入院が増加しています。平均年齢が70歳以上となっている要因としては、下剤内服等による体の負担が大きいことや鎮静状態での内視鏡検査を行っており、原則的には入院していただき安全に実施しているためと考えます。誤嚥性肺炎は内科系診療科で担当していることもあり、高齢化に伴い増加傾向にあります。
リウマチ膠原病内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
070560xx99x00x | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術なし 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 45 | 9.98 | 14.67 | 4.44 | 66.42 | |
040110xxxxx0xx | 間質性肺炎 手術・処置等2 なし | 15 | 16.07 | 18.57 | 6.67 | 80.87 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 14 | 18.71 | 21.11 | 7.14 | 86.00 | |
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | - | - | 13.61 | - | - | |
070560xx97xxxx | 重篤な臓器病変を伴う全身性自己免疫疾患 手術あり | - | - | 34.59 | - | - |
膠原病(関節リウマチ・全身性エリテマトーデス・皮膚筋炎等)の診断治療を行っています。ステロイドパルス療法やシクロフォスファミド療法などの専門的治療も行っています。関節リウマチに対する分子標的治療薬は新薬が続々と登場しておりますが、その都度患者さんに最適な薬を準備し治療を行っています。また、点滴治療の初期導入は入院で行います。誤嚥性肺炎は内科系診療科で担当していることもあり、高齢化に伴い増加傾向にあります。
乳腺外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
090010xx010xxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴うもの(内視鏡下によるものを含む。))等 手術・処置等1 なし | 39 | 8.54 | 9.99 | 0.00 | 64.10 | |
090010xx02xxxx | 乳房の悪性腫瘍 乳腺悪性腫瘍手術 乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの) | 23 | 6.40 | 5.67 | 0.00 | 60.52 | |
090020xx97xxxx | 乳房の良性腫瘍 手術あり | 12 | 4.25 | 4.04 | 0.00 | 39.08 | |
090010xx99x40x | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 4あり 定義副傷病 なし | 12 | 2.00 | 3.66 | 0.00 | 52.75 | |
090010xx99x0xx | 乳房の悪性腫瘍 手術なし 手術・処置等2 なし | - | - | 9.71 | - | - |
原発性乳癌の手術および乳腺良性腫瘍の手術を行っています。30代から増え始めるため、若い世代も多く治療を行っている。周術期および再発乳癌の治療において、外来化学療法を積極的に行っている。原則外来での導入を行い、日常生活を維持しながら治療できる様に心がけています。
代謝内分泌内科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
10007xxxxxx1xx | 2型糖尿病(糖尿病性ケトアシドーシスを除く。) 手術・処置等2 1あり | 62 | 13.95 | 14.28 | 0.00 | 68.16 | |
040081xx99x0xx | 誤嚥性肺炎 手術なし 手術・処置等2 なし | 27 | 24.07 | 21.11 | 29.63 | 86.67 | |
100040xxxxx00x | 糖尿病性ケトアシドーシス、非ケトン昏睡 手術・処置等2 なし 定義副傷病 なし | 13 | 15.38 | 13.43 | 0.00 |
65.54 |
|
110310xx99xxxx | 腎臓又は尿路の感染症 手術なし | 10 | 19.60 | 13.61 | 20.00 | 82.70 | |
100180xx990x0x | 副腎皮質機能亢進症、非機能性副腎皮質腫瘍 手術なし 手術・処置等1 なし 定義副傷病 なし | - | - | 6.41 | - | - |
糖尿病の教育入院が多くを占めています。糖尿病を発症されて早期から、重度の合併症を有している症例まで幅広く診療を行い、疾患の基本的教育・合併症の精査および治療を行っています。誤嚥性肺炎は内科系診療科で担当していることもあり、高齢化に伴い増加傾向にあります。
形成外科
DPCコード | DPC名称 | 患者数 | 平均 在院日数 (自院) |
平均 在院日数 (全国) |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
020230xx97x0xx | 眼瞼下垂 手術あり 手術・処置等2 なし | 19 | 3.84 | 2.90 | 0.00 | 72.63 | |
070010xx970xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) その他の手術あり 手術・処置等1 なし | - | - | 4.50 | - | - | |
180060xx97xxxx | その他の新生物 手術あり | - | - | 5.96 | - |
- |
|
070010xx010xxx | 骨軟部の良性腫瘍(脊椎脊髄を除く。) 四肢・躯幹軟部腫瘍摘出術等 手術・処置等1 なし | - | - | 5.29 | - | - | |
080006xx01x0xx | 皮膚の悪性腫瘍(黒色腫以外) 皮膚悪性腫瘍切除術等 手術・処置等2 なし | - | - | 7.29 | - | - |
主に体表に生じた先天性あるいは後天性の組織欠損、変形に対して手術を主体とした治療を行う診療科です。形成外科単独では、眼瞼下垂の手術が多く、他の科と連携して手術を行うのが形成外科の特色です。
初発の5大癌のUICC病期分類別並びに再発患者数
初発 | 再発 |
病期分類基準 (注) |
版数 | |||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Stage I | Stage II | Stage III | Stage IV | 不明 | ||||
胃癌 | 99 | - | - | 31 | 53 | - | 1 | 8 |
大腸癌 | 59 | 44 | 69 | 52 | 386 | 24 | 1 | 8 |
乳癌 | 24 | 34 | - | - | - | 20 | 1 | 8 |
肺癌 | 42 | - | - | 131 | 52 | 39 | 1 | 8 |
肝癌 | - | - | - | - |
- |
- | 1 | 8 |
(注) 1:UICC TNM分類,2:癌取扱い規約
当院に入院し、がん治療を受けた5つの代表的がん疾患(5大癌)の指標で、初めての治療(初発)時のがんの進行度(Stage)と再発で治療を受けた患者数となります。当院にがん治療のために入院した患者の進行度の最頻値(不明を除く)は、胃癌がStage(1)、大腸癌がStage(3)、乳癌がStage(2)、肺癌がStage(4)となっています。
成人市中肺炎の重症度別患者数等
患者数 | 平均在院日数 | 平均年齢 | |
---|---|---|---|
軽症 | 11 | 9.73 | 50.82 |
中等症 | 43 | 13.79 | 74.74 |
重症 | 28 | 18.96 | 85.18 |
超重症 | - | - | - |
不明 | - | - | - |
日常生活を送っていた人が発症した肺炎(市中肺炎)の重症度を見た指標です。当院では中等症が最も多くなっています。中等度以上になると、平均在院日数が軽症よりも長くなり、平均年齢も上がっています。
脳梗塞のICD10別患者数等
発症日から | 患者数 |
平均 在院日数 |
平均年齢 | 転院率 |
---|---|---|---|---|
3日以内 | 75 | 19.60 | 75.59 |
34.15 |
その他 | - | - | - | - |
脳梗塞の患者数・平均在院日数・平均年齢・転院率を集計したものです。急性期治療終了後に回復期リハビリテーション病棟等に転院したり、地域の開業医の先生方と連携を行い、在宅での治療を継続しています。
診療科別主要手術別患者数等(診療科別患者数上位5位まで)
外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6335 | ヘルニア手術(鼠径ヘルニア) | 55 | 1.36 | 3.02 | 0.00 | 68.27 | |
K672-2 | 腹腔鏡下胆嚢摘出術 | 38 | 1.79 | 5.58 | 0.00 | 59.92 | |
K719-3 | 腹腔鏡下結腸悪性腫瘍切除術 | 23 | 1.39 | 11.39 | 0.00 | 69.74 | |
K7193 | 結腸切除術(全切除、亜全切除又は悪性腫瘍手術) | 23 | 3.04 | 13.17 | 0.00 | 73.35 | |
K718-21 | 腹腔鏡下虫垂切除術(虫垂周囲膿瘍を伴わないもの) | 20 | 1.15 | 3.00 | 0.00 | 46.20 |
鼡径ヘルニア手術は、年齢層の幅が広いです。腹腔鏡を用いて、お腹を大きく切らない方法での胆嚢摘出や単孔式虫垂切除術等を行っています。結腸の悪性腫瘍手術は平均年齢が高く、併存疾患も多くなるため在院日数が長くなることがあります。
整形外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0461 | 骨折観血的手術(大腿) 等 | 117 | 3.32 | 17.94 | 41.03 | 75.66 | |
K0821 | 人工関節置換術(膝) 等 | 101 | 1.30 | 21.18 | 1.98 | 73.53 | |
K0462 | 骨折観血的手術(前腕) 等 | 77 | 2.55 | 4.71 | 5.19 | 55.01 | |
K0811 | 人工骨頭挿入術(股) | 56 | 4.64 | 24.13 | 64.29 | 84.07 | |
K1426 | 脊椎固定術、椎弓切除術、椎弓形成術(多椎間又は多椎弓の場合を含む。)(椎弓形成) | 36 | 3.44 | 15.78 | 2.78 | 74.03 |
大腿骨・股関節の手術は、高齢者の転倒による骨折に対して行われることが多く、回復期リハビリテーション病棟等への転院調整や併存症の治療等で在院日数が長くなる傾向にある。上下肢の骨折は高齢者に限らず年齢層も幅広く、平均年齢は下がっている。昨年度よりも脊椎に対する手術が増加しており、今後も増加が予想される。
脳神経外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K164-2 | 慢性硬膜下血腫穿孔洗浄術 等 | 18 | 0.67 | 7.89 | 5.56 | 84.67 | |
K1771 | 脳動脈瘤頸部クリッピング(1箇所) | - | - | - | - | - | |
K0033 | 皮膚、皮下、粘膜下血管腫摘出術(露出部)(長径6cm以上) | - | - | - | - | - | |
K145 | 穿頭脳室ドレナージ術 | - | - | - | - | - | |
K171-21 | 内視鏡下経鼻的腫瘍摘出術(下垂体腫瘍) | - | - | - | - | - |
高齢者の頭部外傷に多い、頭蓋内血腫や慢性硬膜下血腫に対しての手術が多くなっています。
呼吸器外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K514-23 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(肺葉切除又は1肺葉を超えるもの) | 20 | 1.85 | 7.65 | 0.00 | 69.90 | |
K5131 | 胸腔鏡下肺切除術(肺嚢胞手術(楔状部分切除によるもの)) | 15 | 3.53 | 2.53 | 0.00 | 28.00 | |
K514-21 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(部分切除) | 11 | 1.82 | 6.18 | 0.00 | 75.82 | |
K514-22 | 胸腔鏡下肺悪性腫瘍手術(区域切除) | - | - | - | - | - | |
K496-4 | 胸腔鏡下膿胸腔掻爬術 | - | - | - | - | - |
低侵襲の胸腔鏡下手術がほとんどで、持病をお持ちの方・高齢者には全身状態に応じて縮小手術を行っている。
産婦人科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K877 | 子宮全摘術 | 41 |
1.68 |
7.17 | 0.00 | 49.29 | |
K867 | 子宮頸部(腟部)切除術 |
26 |
0.19 | 1.04 | 0.00 | 44.08 | |
K8882 | 子宮附属器腫瘍摘出術(両側)(腹腔鏡によるもの) | 20 | 1.00 | 4.05 | 0.00 | 36.60 | |
K861 | 子宮内膜掻爬術 | 20 | 0.25 | 1.00 | 0.00 | 52.10 | |
K879 | 子宮悪性腫瘍手術 | 17 | 3.24 | 9.53 | 0.00 | 57.65 |
子宮全摘術は昨年度より増加している。良性疾患に対しては、腹腔鏡手術や腟式手術が行われている。帝王切開術等の産科手術も行っている。
眼科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K2821ロ | 水晶体再建術(眼内レンズを挿入する場合)(その他のもの) | 404 | 1.67 | 1.01 | 0.00 | 76.06 | |
K2801 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(網膜付着組織を含むもの) | 47 | 1.83 | 3.49 | 0.00 | 70.23 | |
K2802 | 硝子体茎顕微鏡下離断術(その他のもの) | - | - | - | - | - | |
K278 | 硝子体注入・吸引術 | - | - | - | - | - | |
K275 | 網膜復位術 | - | - | - | - | - |
白内障手術が大半で、全身麻酔下での手術も行っている。片眼は3泊4日、両目は4泊5日のクリニカルパスを使用しています。硝子体手術は若干減少しています。
耳鼻いんこう科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K3772 | 口蓋扁桃手術(摘出) | 44 | 1.00 | 7.23 | 0.00 | 18.84 | |
K340-5 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術3型(選択的(複数洞)副鼻腔手術) | 26 | 0.19 | 1.04 | 0.00 | 44.08 | |
K309 | 鼓膜(排液、換気)チューブ挿入術 | 15 | 1.00 | 1.13 | 0.00 | 7.47 | |
K368 | 扁桃周囲膿瘍切開術 | 10 | 0.30 | 4.90 | 0.00 | 34.90 | |
K340-6 | 内視鏡下鼻・副鼻腔手術4型(汎副鼻腔手術) | - | - | - | - | - |
慢性疾患に対する手術が多くなっています。慢性副鼻腔炎に対する手術は、ナビゲーションシステムを併用した鼻内内視鏡手術を行っています。小児に対する手術は、小児科・麻酔科と連携し2歳児から扁桃腺・アデノイド摘出や鼓膜換気チューブ挿入を全身麻酔下で行っています。
皮膚科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K0072 | 皮膚悪性腫瘍切除術(単純切除) | 23 | 0.74 | 4.43 | 0.00 | 77.39 | |
K013-21 | 全層植皮術(25未満) | - | - | - | - | - | |
K013-22 | 全層植皮術(25以上100未満) | - | - | - | - | - | |
K0051 | 皮膚,皮下腫瘍摘出術(露出部)(長径2センチメートル未満) | - | - | - | - | - | |
K0151 | 皮弁作成術・移動術・切断術・遷延皮弁術(25未満) | - | - | - | - | - |
皮膚悪性腫瘍切除術は昨年より減っていますが、近隣の皮膚科から手術症例の紹介が増加しています。
泌尿器科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K8036イ | 膀胱悪性腫瘍手術(経尿道的手術)(電解質溶液利用のもの) | 72 | 1.28 | 6.08 | 1.39 | 77.29 | |
K7811 | 経尿道的尿路結石除去術(レーザーによるもの) |
58 |
1.00 | 3.05 |
0.00 |
68.33 | |
K843-2 | 腹腔鏡下前立腺悪性腫瘍手術 | 27 | 1.00 | 9.04 | 3.70 | 73.52 | |
K783-2 | 経尿道的尿管ステント留置術 | 24 | 0.25 | 10.92 | 0.00 | 74.75 | |
K8411 | 経尿道的前立腺手術(電解質溶液利用のもの) | 19 | 1.11 | 5.84 | 0.00 | 75.05 |
経尿道的手術や腹腔鏡下手術での低侵襲治療を積極的に行っています。
循環器内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K5493 | 経皮的冠動脈ステント留置術(その他のもの) | 47 | 3.00 | 3.11 | 4.26 | 72.79 | |
K5972 | ペースメーカー移植術(経静脈電極の場合) | 26 | 2.77 | 9.58 | 0.00 | 85.08 | |
K597-2 | ペースメーカー交換術 | 26 | 1.04 | 6.65 | 0.00 | 84.65 | |
K5492 | 経皮的冠動脈ステント留置術(不安定狭心症に対するもの) | 19 | 0.11 | 10.26 | 5.26 | 68.21 | |
K5461 | 経皮的冠動脈形成術(急性心筋梗塞に対するもの) |
14 |
0.14 |
9.86 |
14.29 |
77.14 |
|
狭心症・心筋梗塞に対して、24時間体制で積極的に緊急冠動脈造影を行い、可能な限り経皮的冠動脈インターべーション治療を実施し、残存心機能の保持と予後の改善に努めています。また、心臓血管外科での治療が必要になった場合には、近隣の病院へ紹介・転院搬送を行っています。その他は徐脈性不整脈に対して、永久ペースメーカーの植込み術を、下肢閉塞性動脈硬化症にはEVT(経皮的血管形成術)を行っています。
腎臓内科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K6121イ | 末梢動静脈瘻造設術(内シャント造設術)(単純なもの) | 27 | 4.52 | 6.96 | 0.00 | 69.07 | |
K616-41 | 経皮的シャント拡張術・血栓除去術(初回) | - | - | - | - | - | |
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | - | - | - | - | - | |
K635-3 | 連続携行式腹膜灌流用カテーテル腹腔内留置術 | - | - | - | - | - | |
K635 | 胸水・腹水濾過濃縮再静注法 | - | - | - | - | - |
シャント(血液透析に必要な動脈と静脈をつなぎ合わせた血管のこと)作成手術が増加しています。
消化器内科
Kコード |
名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K7211 | 内視鏡的大腸ポリープ・粘膜切除術(長径2センチメートル未満) | 335 | 0.71 | 1.44 | 0.00 | 75.26 | |
K688 | 内視鏡的胆道ステント留置術 | 88 | 3.25 | 8.20 | 5.68 | 77.86 | |
K654 | 内視鏡的消化管止血術 | 77 | 1.55 | 10.18 | 3.90 | 76.22 | |
K6532 | 内視鏡的胃、十二指腸ポリープ・粘膜切除術(早期悪性腫瘍胃粘膜下層剥離術) | 73 | 0.97 | 9.04 | 0.00 | 79.11 | |
K721-4 | 早期悪性腫瘍大腸粘膜下層剥離術 | 65 | 1.00 | 6.29 | 0.00 | 73.00 |
高齢者や比較的大きなポリープを切除する場合には、鎮静下での治療を行っています。早期悪性腫瘍に対するESD(粘膜下層剥離術)や胆道・膵管の閉塞部位にステントという短い管を入れて、胆汁や膵液の流れを良くする治療も積極的に行っています。
乳腺外科
Kコード | 名称 | 患者数 | 平均 術前日数 |
平均 術後日数 |
転院率 | 平均年齢 | 患者用パス |
---|---|---|---|---|---|---|---|
K4762 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房部分切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 23 | 2.17 | 3.52 | 0.00 | 60.52 | |
K4763 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩部郭清を伴わないもの)) | 17 | 2.06 | 5.00 | 0.00 | 64.82 | |
K4765 | 乳腺悪性腫瘍手術(乳房切除術(腋窩鎖骨下部郭清を伴うもの)・胸筋切除を併施しないもの) | 16 | 1.81 | 6.50 | 0.00 | 60.63 | |
K4741 | 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル未満) | - | - | - | - | - | |
K4742 | 乳腺腫瘍摘出術(長径5センチメートル以上) | - | - | - | - | - |
原発性乳癌および乳腺良性腫瘍に対する手術を行いました。進行症例も多く、47.1%の症例に対し周術期化学療法を行った。
その他(DIC、敗血症、その他の真菌症および手術・術後の合併症の発生率)
DPC | 傷病名 | 入院契機 | 症例数 | 発生率 |
---|---|---|---|---|
130100 | 播種性血管内凝固症候群 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180010 | 敗血症 | 同一 | 11 | 0.13% |
異なる | 17 | 0.21 | ||
180035 | その他の真菌感染症 | 同一 | - | - |
異なる | - | - | ||
180040 | 手術・処置等の合併症 | 同一 | 10 | 0.12 |
異なる | - | - |
播種性血管内凝固症候群は小さな血栓が血管のあちこちに出来て、細かい血管を詰まらせる病気です。敗血症は細菌の感染が全身に波及した、非常に重篤な状態のことです。手術・処置等の合併症は、主病名よりも入院中に他の合併症の医療資源が優先された分類です。例えば当院では、透析を実施されている患者さんの血管(シャント)が詰まってしまった時や術後創部の感染等があります。
更新履歴
- 2023年9月29日
- 初版