9月4日 地域医療支援研修会ーその人らしさを最期までー
更新日 令和8年9月17日
地域の医療・介護・福祉にまつわる情報共有と連携強化のための研修会を開催
「その人らしさを最期まで」~医療処置の多い 独居患者 の多職種連携を考える~

9月4日、当院講堂にて「令和8年度 第2回地域医療支援研修会」を開催いたしました。今回のテーマは「その人らしさを最期まで~医療処置の多い独居患者の多職種連携を考える~」と題し、地域の医療・介護・福祉等の多職種が連携して一人の患者さんと関わったケースを共有しました。当日は、予定数を大きく上回る地域の専門職のみなさまにお集まりいただき、会場は熱気と活気に包まれた雰囲気となりました。
___医療・介護・福祉などの専門性の異なる職種が、お互いの役割を尊重し、情報を共有しながら患者や利用者中心の医療やケアを提供する仕組みのことです。
主に病院などの単一組織・施設内での取り組みを指すチーム医療と異なり、多職種連携は医療機関や介護施設、行政など複数の組織・分野の枠をまたいだ地域ぐるみの関わりも含んだ広義の概念です。
研修会の冒頭では、まず病院長より開会のごあいさつを申し上げました。当院が地域医療において果たすべき役割や、多職種連携の重要性について改めてお伝えしました。
続いて、当院の地域連携の具体的な取り組みの一つである「認定看護師同行訪問」についての紹介を行いました。
研修のメインテーマでは、「住み慣れた地域で最期まで自分らしい暮らしを支えるために、多職種がどのように連携してサポートできるか」について考えました。当日は、地域の医療・介護・福祉に携わる専門職が患者さん(利用者さん)にどう関わったのか、実際のケースを通してそれぞれの立場から共有していただきました。
今回の事例の発表を通じ、一人の専門職だけでは解決が難しい課題であっても、それぞれの視点を持ち寄り、お互いの強みを活かしながら連携していくことの重要性を改めて学ぶ機会となりました。
発表の後はグループディスカッションを実施しました。医療・介護・福祉など、異なる専門職がそれぞれの視点から日々の業務における気づきや課題を出し合い、活発な意見交換を行いました。職種間の相互理解を深めるとともに、これからの地域医療/福祉/介護を支える「顔の見える関係」づくりに取り組みました。
研修会には医師・薬剤師・看護師・助産師・保健師・ケアマネジャー・社会福祉士・栄養士・理学/作業療法士といった多種多様な医療・福祉の専門職などに加え、行政職員や医療事務職など幅広い職種の方々にご参加いただきました。本研修が地域における多職種連携を強化する一助になりましたら幸いです。
遅い時間にもかかわらず、今回もたくさんのご参加・ご協力を誠にありがとうございました。

当院は、平成24年3月8日に神奈川県知事より「地域医療支援病院」としての承認を受けました。今後とも、地域の医療従事者を対象とした研修会等の開催を通じ、地域医療の充実及び連携推進に努めてまいります。
