茅ヶ崎市立病院初期臨床研修プログラムD

更新日  令和2年8月27日

プログラムの名称

 茅ヶ崎市立病院臨床研修プログラムD

臨床研修プログラムの概要

研修目標

 厚生労働省令の研修理念に基づき、医師としてのふさわしい態度と責任感を養うとともに、将来の専門性にかかわらず日常診療で頻繁に遭遇する病気や病態に適切に対応できるよう、プライマリ・ケアの基本的な診療能力(態度、技能、知識)を身につけることを目標とする。

研修プログラムの特徴

 地域の中核病院として様々な患者が来院しており、諸疾患の診断や治療を体験できる。
 当院では昭和60年より当直を内科系・外科系・産婦人科・小児科で行っており、小児救急が救急患者の約半分を占めている。主な特徴は次のとおりである。

  1. 月単位から週単位にローテイトを変更とし、4週1ブロックを基本とする。このため、自由度が高くなり、本人の希望や進路を考慮して、1年次から選択診療科をローテイトすることも可能である。
  2. プライマリ・ケア研修の充実のため、1年次に内科7診療科、麻酔科および整形外科を研修する。
  3. 小児科は原則1年次に8週間研修とする。外科は原則2年次に8週間、産婦人科、精神科、地域医療は2年次に4週間研修する。
  4. 2年間を通して、救急医療部での診療の参加及び、休日夜間の救急外来での夜勤・日当直により、救急医療研修の充実を図る。
  5. 一般外来研修は、2年間を通じて総合内科、小児科、一般外科、地域医療などで並行研修として行う。
  6. 保健・医療行政の研修のために、2年次に保健所研修を行う。
  7. 麻酔科を1年次に、産婦人科・精神科を2年次に研修することを強く推奨するが、本人の希望や進路を考慮して、科目の選択、期間の延長や再ローテイトも相談に応ずる。
  8. 臨床研修病院又は臨床研修協力施設の名称
    精神科:協力型臨床研修病院 医療法人社団朋友会けやきの森病院で研修
    地域医療:臨床研修協力施設 医療法人社団湘南健友会長岡病院、特定医療法人社団若林会湘南中央病院及び茅ヶ崎医師会所属の医療機関で研修
    地域保健:臨床研修協力施設 茅ヶ崎市保健所で研修
    選択科目研修の間、公衆衛生医学の研修項目到達目標のため茅ヶ崎市保健所にて1週間保健研修を行う。
    選択科目:
    39週以上(4~12週を一単位として選択可能。研修医の希望と選択科の受け入れ態勢を調整し、「臨床研修の到達目標」の達成状況を考慮して決定する。)
    ・脳神経外科、呼吸器外科、皮膚科、泌尿器科、耳鼻いんこう科、眼科、放射線治療科、リハビリテーション科、臨床検査科、内科、一般消化器外科、整形外科、小児科、産婦人科、麻酔科、乳腺外科、形成外科を選択できる。
    ただし、内科は消化器内科、循環器内科、呼吸器内科、腎臓内科、代謝内分泌内科、脳神経内科、リウマチ膠原病内科から一つを選択し、選択した科を中心とする研修を行う。
    ・精神科及び地域医療については要相談とする。

 「臨床研修の到達目標」達成のために不足すると考えられる事項については、選択科目の期間で補充するか、必要に応じて受け持ち患者が他科受診時や検査を受けた時、救急外来での診療時等に、その診察法・検査法・治療法などについて経験してもらう。

 疾病などやむを得ない事情によりローテイトを変更する場合においては、各科における研修期間は上記の限りではない。その場合でも、臨床研修省令に定められた「必修科目」、「選択必修科目」の研修期間を満たし、「臨床研修の到達目標」を達成できるように、研修計画を調整する。

研修医の配置予定

 ローテイトする順番は研修医ごとに異なる。研修医の希望を踏まえ、臨床研修管理委員会で決定する。

研修ローテーション(例)
1年次
 1~8週 内科(消・代)、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 9~16週 小児科、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 17~24週 麻酔科、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 25~32週 内科(循・腎)、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 33~40週  内科(呼・神・リ)、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 41~44週 外科(整形外科)、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 45~48週 選択科、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 49~52週 選択科、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)

 

2年次
 1~8週 外科(一般消化器)、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 9~12週 地域医療、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 13~16週 産婦人科、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 17~20週 精神科、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)
 21週~52週 選択科(4~12週単位)、 救急(救急外来、夜間・休日の夜勤・日当直)

研修方式

スーパーローテイト(総合診療方式)

指導体制

 原則として臨床経験7年以上であって、プライマリ・ケアの指導方法等に関する講習会を受講している常勤医師が指導医となる。上級医(研修医よりも臨床経験の長い医師)が指導医の下、研修医を直接指導することもある。なお、指導体制はローテイトする科の責任者によって統括される。

教育に関する行事

 研修開始時のオリエンテーションプログラム及びその後の講義や研修会への参加により、院内諸規定・施設設備の概要と利用方法、文献と病歴の検索方法、健康保険制度、医事法規ならびに臨床研修の方針、カリキュラムなどについて一連の説明を受ける。また、電子カルテの説明を受け、実習を行う。

勤務時間

 原則として月曜日から金曜日までの午前8時30分から午後5時00分(休憩時間は午後0時から1時間)(令和2年4月現在)までであるが、受け持ち患者が重症になった場合などは、病院内に宿泊することもある。
 なお、夜勤・日当直については、週1~2回程度指導医の指導のもとに経験し、とりわけ救急医療についての知識や手技の習得に努める。

研修管理委員会の主な構成員

臨床研修管理委員会

 茅ヶ崎市立病院を基幹型臨床研修病院とする臨床研修病院群における臨床研修に関して、研修プログラムの作成、研修プログラム相互間の調整、研修医の管理および研修医の採用・中断・終了の際の評価など臨床研修の統括管理を行うため、臨床研修管理委員会を設置する。

【構成員】
望月孝俊
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:病院長
 備考:研修管理委員長・指導医
藤浪潔
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:副院長
 備考:指導医
佐藤忍
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:診療部長
 備考:プログラム責任者・指導医
益原奈美
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:診療部長
 備考:指導医
中村雅
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:中央診療部長
 備考:指導医
栗山仁
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:中央診療部長
 備考:副プログラム責任者・指導医
増田真一朗
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:科部長
 備考:副プログラム責任者・指導医
土屋武弘
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:科部長
 備考:副プログラム責任者・指導医
内藤喜之
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:理事兼副院長兼事務局長
 備考:事務部門責任者
山岡澄代
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:看護部長
 備考:看護部門責任者
藤本昌子
 所属:茅ヶ崎市立病院
 役職:薬局長
 備考:研修管理委員
物部長承
 所属:けやきの森病院
 役職:病院長
 備考:協力型臨床研修病院実施責任者
森本晃平
 所属:長岡病院
 役職:副院長
 備考:臨床研修協力施設実施責任者
池田全良
 所属:湘南中央病院
 役職:病院長
 備考:臨床研修協力施設実施責任者
中沢明紀
 所属:茅ヶ崎市保健所
 役職:所長
 備考:協力型臨床研修病院実施責任者
加納正道
 所属:加納外科医院
 役職:院長
 備考:茅ヶ崎医師会会員(外部委員)

院内臨床研修委員会

 茅ヶ崎市立病院内での臨床研修を円滑に行うため、院内臨床研修委員会を設置する。研修方法、臨床研修に関する評価、プログラムの作成および調整、研修医の配置など臨床研修に関する事項について協議し、臨床研修管理委員会に報告する。

【構成員】
 病院長、副院長、診療部長、中央診療部長、プログラム責任者、副プログラム責任者、事務局長、看護部長、各診療科科部長副科部長および科代表医長
 事務局:病院総務課

研修の記録及び研修評価方法

 改正省令に基づき、インターネットを用いた評価システムなどを活用する。

(1)研修期間中の評価

原則として分野毎の研修修了時に、指導医を始めとする医師及び医師以外の医療職(看護師など)が、研修医評価票を用いて、到達目標の達成度を評価し、研修管理委員会で保管する。到達目標の達成度については、少なくとも年2回、プログラム責任者または研修管理委員会委員による研修医に対する形成的評価を行う。

 

(2)研修の進捗状況の記録

EPOCシステムを活用する。

 

(3)研修期間終了時の評価

統括的評価により行い、研修医毎の臨床研修修了の判断を行う。

プログラム責任者は、研修管理委員会に対し研修医毎の臨床研修の目標の達成状況を臨床研修の目標達成度判定票を用いて報告し、その報告に基づき、研修管理委員会は研修の修了認定の可否についての評価を行う。評価は、研修実施期間の評価及び臨床研修の目標達成度の評価に分けて行い、両者の基準が満たされた時に修了と認める。

臨床研修病院群

基幹型臨床研修病院

茅ヶ崎市立病院
所在地:神奈川県茅ヶ崎市本村5-15-1
電話番号:0467-52-1111
ファクス:0467-54-0770
開設者:佐藤光(茅ヶ崎市長)
病院長:望月孝俊
病床数:401床(一般病床、平成16年4月1日から)

【診療科目】
 総合内科、脳神経内科、呼吸器内科、消化器内科、代謝内分泌内科、循環器内科、腎臓内科、小児科、リウマチ膠原病内科、外科、消化器外科、呼吸器外科、整形外科、脳神経外科、形成外科、乳腺外科、皮膚科、泌尿器科、産婦人科、眼科、耳鼻いんこう科、病理診断科、麻酔科、歯科口腔外科、リハビリテーション科、放射線治療科、放射線診断科、精神神経科

協力型臨床研修病院

医療法人社団朋友会けやきの森病院(精神科研修)
所在地:神奈川県高座郡寒川町宮山3505
電話番号:0467-74-5331
ファクス:0467-75-0133
病院長:物部長承
病床数:184床

【診療科目】
 精神科、心療内科、内科

臨床研修協力施設

医療法人社団湘南健友会長岡病院(地域医療研修)
所在地:神奈川県茅ヶ崎市芹沢598
電話番号:0467-53-1811
ファクス:0467-54-0551
病院長:長岡健介
病床数:222床

【診療科目】
 内科、神経内科、リハビリテーション科

特定医療法人社団若林会湘南中央病院(地域医療研修)
所在地:神奈川県藤沢市羽鳥1-3-43
電話番号:0466-36-8151
ファクス:0466-35-2886
病院長:池田全良
病床数:199床

【診療科目】
 内科、外科、整形外科、泌尿器科、腎臓内科、心療内科、神経内科、精神科、緩和ケア科、皮膚科、禁煙外来

茅ヶ崎市保健所(地域保健研修)
所在地:神奈川県茅ヶ崎市茅ヶ崎1-8-7
電話番号:0467-85-1171
ファクス:0467-82-0501
所長:中沢明紀

【研修科目】
 公衆衛生医学

茅ヶ崎医師会所属の医療機関(地域医療研修)
所在地:茅ヶ崎市新栄町13-32
電話番号:0467-87-2731
ファクス:0467-86-9401
会長:丸山徳二
指導を行う者:茅ヶ崎医師会所属の医療機関の院長(年度毎に異なる)
期間:週1回程度



【研修科目】
受入医療機関毎に異なる

その他

  1. 研修修了の認定および証書の交付
    研修管理委員会の評価に基づき、臨床研修が修了したと認める研修医に対し、病院長は臨床研修修了証を交付する。
  2. 研修医定員数
    1学年につき6人
  3. 研修開始時期
    令和3年4月1日から開始する。
  4. 研修修了後の進路(31年度実績)
    藤沢市民病院、横浜市立大学附属病院、倉敷中央病院、長野赤十字病院、東京医療センター、足柄上病院

(注)研修期間の修了した研修医は自己責任において進路を決定するが、その相談には応じる。

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茅ヶ崎市立病院 病院総務課 総務担当
〒253-0042 神奈川県茅ヶ崎市本村五丁目15番1号
電話:0467-52-1111(代表)
ファクス:0467-54-0770
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