乳房検査
更新日 平成30年3月28日
乳房X線撮影診断装置「MANMMOMAT Inspiration VB60」
検査目的
視診や触診では判らない微細な病変を描出することができ、乳癌の早期発見を目的としたスクリーニング検査と性状診断のための精密検査があります。皮膚、皮下脂肪、血管、乳腺、乳管、腫瘍や微細石灰化像などを観察します。
平成28年12月から稼働しているFPD搭載の乳房X線撮影診断装置です。
検査方法
専用の撮影装置にて乳房全体を均一な厚さ(3~6cm)になるように圧迫して撮影します。圧迫することにより多少の痛みを伴いますが、乳房全体の重なりを少なくすることにより広く微細な病変を観察することができ、また圧迫することにより被曝線量を少なくします。基本的に2方向で撮影し、必要に応じて、トモシンセシスという撮影を追加し、重なりの多い乳腺の病気を見つけやすくします。FPD搭載装置にしたことにより、基本的な2方向の撮影は従来より大幅に被ばく線量が減少しています。トモシンセシスを行っても従来の被ばく線量と同等か、やや少ない線量で検査が行えます
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