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病理診断科

更新日  平成29年4月9日

顕微鏡

 病理は顕微鏡により病気の診断をします。臨床検査部門に包括されてきましたが、近年、病理は臨牀基幹科目の一つとして標榜することが認められ、茅ヶ崎市立病院でも病理診断科が作られています。名称は変わりましたが、業務内容は以前同様です。病理診断科は常勤医師一人とのべ5名の非常勤医師よりなっています。医師だけでは病理業務はなりたたず、検査科に所属する病理部門の臨床検査技師5名が病理の業務を行っています。資格は、日本病理学会専門医4名、日本臨床細胞学会専門医3名、臨床検査技師のうち細胞検査技師3名もっています。
 仕事量は、年間、組織診(生検、手術検体、術中迅速診断合わせて)約 4,700件, 細胞診は約 5,200件, そして病理解剖は14体ほどです。一日に数百枚のスライドが作成され、診断されています。また、CPCなどの症例検討会や他科の学会発表やカンファレンスの協力もいたします。
 顕微鏡で診断するガラススライドは病理検査技師が作成します。症例によっては、特別染色や免疫組織化学染色、時には電子顕微鏡検査もする必要があります。免疫組織化学染色は抗体を使って染めるので、特異性が高く、難しい症例の診断に使われます。そのほか、腫瘍の遺伝子発現なども、治療方針を立てるために調べます。昨年度末に、免疫組織化学自動染色機が入りました。いままで一週間以上かかっていた外注検査でしたが、院内処理になって、結果はずっと早く分かるようになりました。
 また、今年度からクラークが入りました。大量の事務処理や電話対応、年間万単位でできるスライドやパラフィンブロックなど永久保存物を、必要に応じ、特定の標本を直ちに出し入れすることなど、が技師が仕事の手を休める必要がなくなり、業務の効率化を期待しています。
 病理常勤医一人では、非常勤の先生方をお願いしても、難しい仕事量です。しかし、日本全体で、病理専門医が極端に不足していてやむを得ません。そのような状況の中で、正確な診断をできるだけ早くをモットーに病理診断に励んでいます。


医師

吉田 幸子
卒業年 昭和47年
日本病理学会認定病理専門医・病理専門医研修指導医、日本臨床細胞学会細胞診指導医、American Board of Pathologyアメリカ病理専門医
松下 和彦(非常勤)
卒業年 昭和39年
日本病理学会認定病理専門医
下山 潔(非常勤)
卒業年 昭和51年
日本病理学会認定病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診指導医
大谷 方子(非常勤)
卒業年 昭和62年
日本病理学会認定病理専門医、日本臨床細胞学会細胞診指導医
三宅 暁夫(非常勤)
卒業年 平成20年
筒井 美帆(非常勤)
卒業年 平成22年

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