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産婦人科

更新日  平成29年6月15日

 診療スタッフは三沢・田沼・永江・横溝・山村の5名と大学病院からの非常勤医師で対応しており、地域の中核病院として産婦人科全般の疾患に対して最良の医療を提供できるように診療にあたっております。新体制に伴い婦人科初診制限はなくなりました。

 臨床研修指定病院でもあり、研修医の教育、助産師学生・看護師学生の受入れ、教育にも重点を置いております。また、近隣の中高生の職場見学等も行っています。
 これからも、茅ヶ崎市内および近隣の先生方と密接な連係を取りながら、産婦人科医師・助産師・看護師が力を合わせ地域医療に全力で取り組んでいきます。
 

当院の特色

  • 婦人科外来で多く見受けられる月経不順、不正出血、月経困難症、子宮内膜症、更年期障害などの疾患や子宮筋腫、卵巣嚢腫などの良性腫瘍、子宮癌、卵巣癌をはじめとする悪性腫瘍にいたるまで幅広い疾患に対応が可能です。
  • 手術療法では良性疾患に関して腹腔鏡手術や膣式手術を積極的に行い、患者さんの負担を少なくする手術を選択しています。
  • 産科では妊娠の成立から出産にいたるまで、医師のみでなく、看護師,助産師によるきめ細かい相談、指導を行い、医療スタッフ全員でサポートをいたします。助産師による外来から病棟まで一元化した管理を行うことで安心した妊娠・分娩を行う環境を整えております。母親学級・両親学級を開設、様々なニーズにもお応えしています。
  • 助産師による母乳外来を行っています(月・木 午後 予約制)

診療内容

周産期

  1. 当院は、分娩制限を設けておりません。また、紹介状をご持参しなくても受診することができます。正常経過の妊婦さんのみならず、母胎のハイリスクな合併妊娠に関しても他科との連携をとりながら妊娠管理を行っております(ただし胎児の形態異常の診断・管理は行っておりません)。産婦人科病棟の看護職員37名のうち21名が助産師資格を有しており、昼夜を問わず24時間体制で安全な分娩管理および緊急時対応に当たり、平成28年度の分娩件数は、539件(帝王切開を含む)でした。。LDRでの自然分娩を基本としパートナーの立ち会い分娩も可能です(両親学級受講者)。また、出産直後のカンガルーケアー(出産後すぐに新生児を胸に抱き母と子の接触を密にする)、24時間母児同室、母乳育児等を積極的に取り入れるようにしています。
  2. 分娩方法はLDRでの自然分娩(経腟分娩)を基本としていますが、分娩経過中微弱陣痛や分娩遷延など進行に異常をきたした時は陣痛促進剤の使用や吸引分娩なども行います。経腟分娩で会陰の伸展が悪く整復困難な裂傷が予測された時に会陰切開を施行する場合があります。また、既往に帝王切開・子宮筋腫核出術等、子宮の手術をされている方、骨盤位(逆子)・双胎妊娠の場合は原則、帝王切開での分娩となります。また、40週(予定日)を超えた場合は分娩誘発による分娩の促進を行います。
  3. 当院小児科との強力な連携の下に積極的に妊娠28週以後の母体搬送を受けております。平成28年度の母体搬送受け入れ件数は、68件でした。県内でもトップレベルの母体搬送を対応しております。また、ハイリスク症例に関する情報共有として、週に1回、産婦人科医師・小児科医師・助産師・NICU看護師による周産期カンファレンスを開催しております。
  4. 双胎妊娠につきましては、通常定期的な外来通院での管理となりますが、胎児管理・早産治療を目的に早期に管理入院となることがあります。
  5. 流産や破水・早産、切迫早産に伴い長期入院をご経験された方や、過去に妊娠・分娩・胎児の経過に異常があった方、妊娠に伴う合併症についてお悩みの方など、様々なケースのご相談に応じております。また、妊娠前についてのご相談にも応じております。
  6. 出生前診断として、クアトロ検査(妊娠15週0日~17週6日までの期間)・羊水染色体検査(妊娠16週以降)を行っております。なお、羊水染色体検査は日帰り入院となります。
  7. 当院では、流死産繊毛・胎児組織(POC)の染色体分析を行っております。流産の原因は、二つあります。一つは胎児側の要因、もう一つは母体側の要因です。初期流産の多くは胎児側の染色体異常が原因であると言われています。流死産繊毛・胎児組織の染色体分析では、染色体異常の有無や種類について分析することができます。分析結果は流死産の原因究明の一助となるだけでなく、今後の妊娠の治療方針を考える上でも重要な情報となります。

里帰り分娩を希望される方へ

 里帰り分娩を希望される際には、妊娠初期に紹介状を持参のうえ受診してください。
 当院では分娩予約をお取りいただいた後、妊娠32週までに再度紹介状を持参のうえ受診していただき当院での管理を行っていきます。

婦人科

  1. 婦人科一般について、子宮筋腫、子宮内膜症、卵巣嚢腫などの良性疾患に対しては手術療法・内分泌療法を行っています。
  2. 良性疾患に関して腹腔鏡手術や腟式手術を積極的に行い、患者さんの負担を少なくする手術を選択しています。良性卵巣腫瘍や異所性妊娠に関しては可能であれば単孔式の腹腔鏡手術を行います。
  3. 子宮頸癌・子宮体癌・卵巣癌などの悪性腫瘍に対してはまずガイドラインに沿った標準治療法をすすめており、良好な治療成績が得られています。子宮頚癌においては広汎子宮全摘を行い、放射線療法、化学療法などの他、極初期の場合にはホルモン療法も考慮しております。卵巣癌に対しては手術、術後化学療法が標準治療として採用されますが、後者については国内外の婦人科腫瘍グループと常に交信をとり、最新のエビデンスに基づいた治療法を取り入れております。

不妊症・不育症

子宮卵管造影検査・タイミング療法の指導を行っております。施設の関係上、人工授精や体外受精は行っておりませんが、不妊専門機関を紹介しております。また、不育症が疑われる場合には、不育症精査も行っております。

医師

三沢 昭彦
卒業年 平成11年
田沼 有希子
卒業年 平成20年
永江 世佳
卒業年 平成24年
横溝 陵
卒業年 平成24年
山村 菜実
卒業年 平成24年

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