腎臓内科
更新日 平成23年12月12日
わが国の慢性維持透析患者数は毎年約1万人ずつ増加し、現在29万人を超える状況です。茅ヶ崎市を含む湘南東部(藤沢市、寒川町)地域も同様で、透析療法を必要とする末期慢性腎不全の患者数は毎年約150人ずつ増加しています。
そのような背景から、慢性腎臓病(CKD:Chronic Kidney Disease)という疾患概念が提唱されました。さらに、CKDは透析の予備軍であるばかりでなく、心臓血管障害(心筋梗塞、狭心症)の発症や、死亡などの予後を左右する重要な因子であることが明らかとなりました。
慢性腎臓病では、自覚症状がないことが多く、若くても発症します。尿所見異常のみの場合もあります。たかが蛋白尿、されど蛋白尿です。蛋白尿、血尿から始まる慢性腎臓病(CKD)の早期発見、腎生検、治療を行っています。
また、糖尿病、慢性糸球体腎炎、高血圧から進展する慢性腎不全の患者さんの薬物療法による血圧コントロール、栄養指導による生活指導、パンフレットを用いた教育等の早期治療開始により、透析導入を遅らせることを心がけています。もちろん、残念ながら末期腎不全に至ってしまった方も、長く元気でいられることを目指し透析導入を行っています。
当院では、血液透析だけでなく、腹膜透析の導入管理も行っております。ご高齢の方や心疾患があり血液透析が困難でも、腹膜透析で在宅にて非常に元気になられる方も多く、個々に合った治療を選択することが大事です。
- 志村 岳(科部長)
- 卒業年 平成9卒
日本内科学会認定医・指導医、日本透析医学会専門医、身体障害者福祉法指定医、日本高血圧学会指導医 - 吉田衝未
- 卒業年 平成17卒
日本内科学会認定医 - 小林 竜
- 卒業年 平成21卒
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